「またお勉強させていただきます」 by“にし〜” |
造形解説 腕部が“ディティール”の見せ場とするならば、脚部は“構成”の見せ場であると言えよう! 立体物の造形において“感性”、“構成”、“ディティール”を『第一義』とするA-BRAND原型師:徳林五郎はその技を余す所無くデモンベインに打ち込んでいる。 この3拍子が各部位におけるそれぞれの見せ場となっているのはデモンベインのデザインならでの妙技である。 現段階では足首より接続されたプレート状のアーマーを除いた状態でほぼ90%の仕上がりとなっている。 足首周りのブロック構成は複雑を極め、特にプレート状のアーマーとの接続部分はまさに“立体のパズル”となっており、徳林をして『苦労しました』と素の表情でコメントが出たほどである。 当初のコンセプト通りの“重厚な柱”のような力強い造形に仕上がった。 これに脛部プレート状アーマーが取り付けられ完全な脚部の公開も目前である! |
ニトロプラスとA-BRANDのタイアップ企画が水面下で進行していたのが何と、2年前の夏!! 当初よりイメージボードや初期設定、プロップなどの資料を元に造形されていた『デモンベイン A-BRAND BOX』用塗装済み完成品アルの原型だが、ソフトの開発が進むと共に大きな問題が生じる事となった。 そう、ヒロインのアルのデザインがびみょ〜に変ってきたのだ!! この事態に対し、立体化計画ニトロサイドリーダー:もえらとA-BRANDサイドリーダー:みさきせりかは緊急会議を招集。 頭部造形の改修という無難な落しドコロでGOサインが出たものの、先のドルパにて発表されたメインビジュアルにA-BRAND:ちょろすけがマジギレ!『コレイイぢゃないですか!今からでも間に合いますよね!?』 両サイドの制止を無視して無謀な挑戦を勝手に開始したのだ!! 現在、造形&監修の真っ最中だが果たして『デモンベイン A-BRAND BOX』は発売に間に合うのだろうか!? 『デモンベイン立体化計画』では急遽、ここに番外編として『アル立体化計画』の連載をスタート。漢気溢れる原型師:ちょろすけに応援のエールを!! |