現在、ニトロプラスとA-BRANDの共同プロジェクトにて進行している『デモンベイン立体化計画』には3つのデモンベインがそれぞれの次元において存在している。 今回はその“3つのデモンベイン”を紹介する。 |
以下に紹介されるデモンベインの祖となっているのがこのデザイナー“にし〜”による『デモンベイン設定画稿』である。 “にし〜”のイマジネーションにより具現化された、巨大ロボット“デモンベイン”の複雑極まるデザインは、超高密度な描き込みの連続によるブロック及び多重装甲の集合体であり、昨今の線が整理された単数ブロック構成によるメカデザインとは一線を画した鮮烈なインパクトを放つ。 今はまだ、この過剰なまでのデザインより、“デモンベイン”というキーワードは“ロボットの名”を指すそれとしての認識に留まっているが、今後明らかとされるストーリー及びキャラクターにおいて“デモンベイン”は物語とリンクし、更なる深い意味を持つであろう。 |
今回の“デモンベイン”でもニトロが業界に誇る3DグラフィックチームによるハイエンドCGの駆使が期待されているが、既にソフト開発と立体化計画の進行に合わせてモデリングは着々と完成へと向かっている。 それがこの第二の『デモンベイン ポリゴンデータ』である。 “にし〜”による監修の下、超精密な3Dグラフィックにて再現された『デモンベイン ポリゴンデータ』は途中段階で“ジャンボマシンダー・デモンベイン”として当ページにて公開されたが、そのあまりにもリアルな仕上がりに、見る者をして疑問の余地を与えなかったために、このプロジェクトを非常の事態に落とし入れた。 これを重く見た立体化計画ニトロサイドのプロジェクトリーダー“もえら”は次の回に急遽“ミラクルジャンボマシンダー”として掲載する事によりこの危機を回避する策を取るまでに至った。 |
そして徳林五郎が現在製作している第三の『デモンベイン立体造形』こそ、『デモンベイン設定画稿』と『デモンベイン
ポリゴンデータ』を融合させた、目で見、手で触れる事の出来る“デモンベイン”である。 ニトロサイドからは“画稿及び3Dデータを参考にする事は当然だが、それ以上に立体として見栄えのする造形を追求して欲しい”との要請を受けており、それに応えるべくメカ造形の技術を結集し担当原型師:徳林は無心でデザインナイフを揮い続ける。 そう、造形は全て手作業なのだ!! その想像を絶する作業量は完成へと近づくほどに更に膨大となり、現段階でも立体化は難航している。 |
来る2002年12/15(日)ビッグサイト西2ホールにて開催されるドールズパーティー8会場内にこの『デモンベイン立体化計画』がブースとして出現。 “にし〜”による『デモンベイン設定画稿』及び3Dグラフィックチームの『デモンベイン ポリゴンデータ』、そして途中段階の『デモンベイン立体造形』原型が展示される。 また、同時に現在一切が伏せられている“デモンベイン”に関する情報も特別に初公開予定。 更にニトロプラス自らも乗り込んでの物販も予定されているこのブースの詳細については次回の更新にてお届けする。 |