デモンベインのデザインで最もパワーウェイトを感じさせるポイントが力強く踏み締められたこの脚部である。 デザイナー“にし〜”による巨大ロボット“デモンベイン”の脚部は、70年代的センスの機動ユニットが集中するメカデザインとは大きく異なりお約束の記号とも言える“バーニア”が一切廃されたストイックなフォルムが印象的である。 巨大ロボットにおいて脚部はバックパックと共に機動力を象徴する部位ではあるが果たしてバーニアの無い“デモンベイン”は如何なる機動力を有しているかが設定及び物語において注目される。 |
この重厚感溢れる脚部は、前回紹介した腕部と対を成す手法にて造形が進められている。 複数のブロックを再構成する腕部に対し、一本のブロックを中心に脚部は削り出されており、その上から新たにブロックを追加していく事で武骨なフォルムが再現されている。 最も密度の高い情報量が集中している足首については、そこから伸びるブレード状のパーツとの接合部により、更に複雑な立体構成となっている。 脚部裏のモールドについても、設定画稿をもとに小気味良くエッジの効いたディティールで再現されている。 |
先週に引き続き、ドルパイベント情報をお知らせしよう。 2002年12/15(日)ビッグサイト西2ホールにて開催されるドールズパーティー8エキシビションスペースにデモンベインブースが出現する。 ニトロプラスデザイナー“にし〜”による『デモンベインデザイン画』のパネル展示をはじめニトロ3Dグラフィックチームによる『デモンベイン ポリゴンデータ』&メイキング。さらには門外不出の『デモンベイン立体造形』の原型が展示される。『立体化計画』で写真でしか見ることの出来なかった、詳細なディテールを目の前で堪能することが可能である。 さらに併設されるニトロプラス物販ブースでは、ニトロ造形作品の展示をはじめ、デモンベインのイメージポスター(B2サイズ)の無料配布を行います。数量が限られているため、他のイベントでの配布を予定しておりません。ドルパに来場された方だけのプレゼントです。(数がなくなり次第終了) ドールズパーティー公式ページ http://www.volks.co.jp/c_event/dolpa8/ |