デモンベイン立体化計画
Vol.8 (2003/12/05更新)

2mの鬼械神を召喚!!
D2 制作記録【4】
The Process of D2[2]〜原型公開〜

『こっこれは!! カラダがどんどん縮んでゆくッッ!?』
否!!!、パーツが巨大化しているのだッッッ!!!!


今回は、制作チームによりスタイルフォームを削りだしたD2の原形を公開。
圧倒的なボリュームと正確な造形を誇るパーツの数々をご覧頂く。
あえて、人やタバコなど縮尺の対象物を排除した画像だが、背面に
写る工具、工房の機材からその巨大さを想像して欲しい。



■削り込むのはその魂!!これがD2のパーツ群

企画、構想から制作まで一気に駆け抜ける“D2 Project”
そのスケジュールは前代未聞の超ハイスピードで進行し、大型モデル百戦錬磨の制作チームをして『これが予定通りに完成したら奇跡だ!!』言わしめるほど熾烈を極めている。
完成へ向け、日々殺気立つ制作現場よりお届けする。


■D2原形:手首

脅威の技、“必滅の術式:レムリアインパクト”を放つ“拳”は
デモンベインのパワーポイントとして力強く、そして硬く握られている。
その造形はまるで強固な岩を思わせる。指関節の各ブロックまで精密に造り込まれている。


■D2原形:頭部パーツ、頭部、頭部+髪

スタイルフォームを丁寧に削り込んで制作された頭部原形。
形状はGK版と同じくデザイナー:にし〜の設定画より側頭部が展開された仕様に、透明なフェイスカバーが装着される。
マストホーンとして突き出す頭頂部より伸びる“光の帯”(ビーム髪の毛)は、その長さだけでも相当なものであり、途中が2パーツに分割されている。


■D2原形:脚部及び足首

2mという巨体を支える脚部の原形。
“巨大な柱”として仕上げられており、スケールが大きくなれば大味になりがちな四角柱にも見えるその形状はGK版の脚部パーツをもとに、表面には複雑なモールドと膝から下にかけてのなだらかな曲面も繊細に再現している。

足首については脚部との接合を考慮し、重量に耐えうる補強が検討される。爪先のエッジまでもが鋭く造形されている。


■D2原形:脚部シールド

◆大きく迫り出した肩部と共にデモンベインのシルエットを決定付ける“脚部シールド”
この足首より伸びる異様な形状の塊は、デモンベインを如何なるロボットにも類を見ないデザインへと昇華させている。
D2における脚部シールドは今回、制作される最も大きな原形であり、画像よりそのとてつもない大きさが十分にうかがう事が出来る。
このパーツこそがD2の巨大さを象徴する部位といえよう。


■D2原形:下腕部

複数のブロックが絶妙の間隔でレイアウトされている下腕部原形。
D2の制作において最も複雑な形状であり、唯一GK版からの再現よりも大型モデルとしてのアレンジが必要とされた難所。
本来、ロボットの下腕は単一ブロックによるデザインが殆どを占めており、造形についてもその形状再現の手法が確立されているが、デモンベインの特徴として下腕に集中された複数のブロック構成はその造形手法が通用しない為、GK版、D2共に“形状再現”を目指しながらもそれぞれで異なる仕様で造形されている。




キミは見たいか!?オレ達は見せたい!!
冬の秋葉原に2mの鬼械神を召喚!

デモンベイン竣工式イベント開催決定!!

日時:12月21日(日)
場所:秋葉原ラジオ会館 8階大ホールにて

詳細は続報をお待ちください




次回は制作過程の続編!2mの鬼械神が建造されてゆく様を見よ!!
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